AppleInsider: Foxconn、2010 年内に改善されたディスプレイを搭載した 2,400 万台の次世代 iPhones を出荷予定

原文: Foxconn to ship 24M next-gen iPhones with improved displays in 2010

By Sam Oliver
Published: Monday, May 17, 2010 08:00 AM EST
Apple の第四世代 iPhone の製造会社である Foxconn は、2010 年に 2,400 万台を出荷する予定て、より快適に電子ブックを読めるように IPS および FFS テクノロジーを搭載した新しい LCD ディスプレイを備えたものになる、と複数のコンポーネントメーカーが語っている。
この情報は、業界の消息筋が Digitimes のアナリストである Ming-Chi Kuo に語ったものだ。 台湾の業界出版社は、Apple の次世代 iPhoneiPad と同じ LCD の視角度向上のために インペインスイッチング(IPS) テクノロジーを搭載することになる、と 月曜日に報じた。 この新しい iPhone ディスプレイはまた、フリンジフィールドスイッチング、つまり FFS テクノロジーも搭載する予定だ。
「太陽光のもとでのより広い視角度とより明瞭な表示品質を実現する FFS テクノロジーを組み込むことで、Apple は同携帯電話の電子ブックリーダーとしての機能を改善し、自社の iBooks ストアをプロモートしたい考えだ」と同記事は語っている。 「HTC のスマートフォン Hero はすでにこのテクノロジーを採用している。」
Foxconn は六月だけでも 450 万台の次世代携帯電話を出荷すると見込まれている。 同記事はまた、次世代 iPhone には 960x640 ピクセルダブル解像度ディスプレイ[和訳] が搭載されることも再確認している。 画面は、LG Display および Prime View International による供給になるという。
しかし同記事は、次世代 iPhone には Samsung 製の 512MB の RAM が含まれることになると主張している。 これは、先週ベトナムでリークされ 分解された写真に撮影された[和訳] iPhone のプロトタイプにあった刻印と真っ向から矛盾する。 そのラベルには、同携帯の A4 プロセッサには 256MB のシステム RAM -- 最近リリースされた iPad にあるものと同じ容量 -- が搭載されていることが示されていた。
最後に、Kuo 曰く、サプライヤーによるとこの新しい iPhone のディスプレイパネルは現行モデルよりも 33 パーセント薄く、そのおかげで Simplo Technology と Dynapack International Technology が供給するより大型のバッテリーモジュールを収められるようになったという。 その大きなバッテリーは、Gizmodo が入手して分解した iPhone プロトタイプでも 確認されており、現行モデルのものよりも 19 パーセント大きくなっていることが明らかになっている。